定期テスト前の学習計画の立て方|赤点を避ける勉強法

定期テスト前に学習計画を立てながら勉強に取り組む学生のイメージ

定期テスト前になると、「何から勉強すればよいのか分からない」と感じる生徒は少なくありません。

勉強しなければならないことは分かっていても、教科が多く、学校のワークもあり、提出物もあり、どこから手をつければよいのか迷ってしまうことがあります。

その結果、気持ちだけが焦り、思うように勉強が進まないままテスト本番を迎えてしまうこともあります。

しかし、定期テスト前の学習は、やみくもに勉強時間を増やすだけではうまくいきません。

大切なのは、今の自分に必要な勉強を整理し、学習計画を立てて進めることです。

この記事では、定期テスト前の学習計画の立て方について、小学生・中学生・高校生にも共通する考え方をもとに、具体的な進め方を解説します。

目次

定期テスト前の勉強で大切なこと

定期テスト前の勉強で大切なのは、限られた時間の中で何を優先するかを決めることです。

テスト前になると、「全部やらなければいけない」と感じやすくなります。

もちろん、すべての教科を見直すことは大切です。しかし、時間には限りがあります。

そのため、まずは「どの教科が危ないのか」「どの単元が苦手なのか」「提出物はどこまで終わっているのか」を整理する必要があります。

特に、赤点や大きな失点を避けたい場合は、得意教科をさらに伸ばすよりも、苦手教科の底上げを優先した方がよいことがあります。

定期テスト前は、完璧を目指すよりも、点数を落としにくい勉強を意識することが大切です。

テスト2週間前からの学習計画の立て方

学習計画は、テスト直前になってから慌てて作るのではなく、できれば2週間前くらいから意識するとよいです。

まず最初にやることは、テスト範囲を確認することです。

教科書のどこからどこまでなのか、学校ワークのどのページまでなのか、提出物が何かをはっきりさせます。

次に、教科ごとの優先順位を決めます。

たとえば、数学が苦手で英語はある程度取れるなら、数学に多めの時間を回した方が効果的です。

そのうえで、1日ごとにやることを細かく分けます。

「数学をやる」ではなく、「数学ワークの○ページから○ページまで」「英語の単語を20個確認する」「理科の用語を1単元見直す」というように、具体的に書くことが大切です。

学習計画は、細かく分けるほど動きやすくなります。

2週間前は全体整理の時期

テスト2週間前は、全体を見渡す時期です。

まだ余裕があるように感じるかもしれませんが、この段階で計画を立てておくかどうかで、その後の勉強の進み方が変わります。

この時期には、提出物を確認し、苦手教科を把握し、学校ワークをどこまで進めるかを決めましょう。

いきなり応用問題ばかりに取り組む必要はありません。

まずは、やるべき範囲を整理することが大切です。

1週間前は演習と復習の時期

テスト1週間前になったら、ただワークを埋めるだけでなく、実際に問題を解きながら確認する段階に入ります。

ここでは、1回目に間違えた問題をもう一度解き直すことが大切です。

特に数学や理科では、解説を読んで分かったつもりになるだけでは足りません。

自分の手を動かして、もう一度解けるかを確認しましょう。

前日は確認中心にする

テスト前日は、新しいことを大量に詰め込むよりも、これまでやった内容を確認する方がよいです。

特に、用語の確認、英単語、公式、間違えやすかった問題の見直しなどを中心にするとよいです。

前日に難しい問題にこだわりすぎると、不安だけが大きくなることがあります。

前日は、「今できることを整える日」と考えた方が落ち着いて本番を迎えやすくなります。

学校ワークの進め方

定期テスト対策で、まず最優先になることが多いのが学校ワークです。

学校ワークは、授業内容に沿って作られているため、定期テストとの相性が良いです。

また、提出物として評価に関わる場合もあります。

そのため、ワークを後回しにしてしまうと、テスト勉強と提出物の両方で苦しくなります。

ワークは早めに1周する

学校ワークは、できるだけ早めに1周しておくことが大切です。

1回目は、完璧に解けなくても構いません。

まずは、どの問題ができて、どの問題ができないのかを知ることが大切です。

1回目で間違えた問題には印をつけておきましょう。

そうすることで、2回目に見直すべき場所がはっきりします。

提出のためだけに埋めない

ワークを提出することだけが目的になると、答えを写して終わりになってしまうことがあります。

しかし、それではテスト本番で点数につながりません。

ワークは、提出物であると同時に、最も身近なテスト対策教材でもあります。

分からない問題こそ、解説を読み、自分で解き直すことが大切です。

数学(算数)で点数を落としやすい原因

定期テストで特に差がつきやすいのが、数学(算数)です。

数学は積み重ねの教科なので、今の単元が分からない原因が、前の内容にあることも少なくありません。

途中式を書いていない

数学で点数を落としやすい原因の一つが、途中式を書かずに進めてしまうことです。

頭の中だけで計算しようとすると、符号ミスや計算ミスが増えやすくなります。

また、間違えたときに、どこでミスをしたのかも分かりにくくなります。

定期テスト前の勉強では、普段から途中式を書く習慣をつけることが大切です。

間違えた問題を放置している

問題を解いたあと、丸付けだけして終わりになっている場合も危険です。

大切なのは、間違えた問題をなぜ間違えたのか確認することです。

計算ミスなのか、公式を忘れていたのか、問題文の意味を取り違えたのかによって、見直し方は変わります。

間違い直しをしないと、同じミスを本番でもくり返しやすくなります。

暗記教科の進め方

英語、理科、社会などの暗記教科は、直前にまとめて覚えようとしがちです。

しかし、一度に大量に覚えようとすると、すぐに抜けてしまいます。

暗記教科では、少しずつ何度も確認することが大切です。

短時間でくり返す

暗記は、1回で完璧にしようとしない方がうまくいきます。

10分から15分程度でもよいので、何度も見直すことで定着しやすくなります。

英単語、理科の用語、社会の年号や地名などは、くり返し触れる回数が大切です。

声に出す・書く・見るを組み合わせる

暗記では、目で見るだけよりも、声に出したり、実際に書いたりした方が覚えやすくなることがあります。

自分に合う方法を見つけることが大切ですが、1つの方法だけに頼らず、いくつかの方法を組み合わせると効果が出やすくなります。

赤点を避けるために優先すること

赤点を避けたい場合、最初から高得点だけを目標にすると苦しくなることがあります。

まずは、「落とせない問題を確実に取る」ことを意識した方が現実的です。

たとえば、数学なら基本計算、公式の確認、教科書例題レベルを確実にすることです。

英語なら教科書本文、基本文法、単語を押さえることです。

理科や社会なら、授業で扱った基本用語を確実にすることです。

苦手教科では、難問よりも基本問題を優先した方が点数は安定しやすくなります。

定期テスト前は、すべてを完璧にしようとするよりも、点数を落としにくい学習を考えることが大切です。

学習計画を立てるときの注意点

学習計画は、きれいに書くだけで終わってしまうことがあります。

しかし、計画は実際に動ける内容でなければ意味がありません。

詰め込みすぎない

1日にやることを詰め込みすぎると、予定どおり進まなかったときに崩れやすくなります。

その結果、「できなかった」という気持ちだけが残ってしまうことがあります。

学習計画は、少し余裕を持って作る方が続けやすいです。

毎日見直せる形にする

計画を立てたら、それを毎日見直せるようにしておくことが大切です。

紙のノートでもよいですし、付箋やメモでも構いません。

「今日は何をやるのか」がすぐ見える形にしておくと、行動に移しやすくなります。

まとめ

定期テスト前の学習では、やみくもに勉強時間を増やすだけではうまくいかないことがあります。

大切なのは、テスト範囲、提出物、苦手教科を整理し、具体的な学習計画を立てることです。

2週間前には全体を整理し、1週間前には演習と解き直しを進め、前日は確認中心にする流れが効果的です。

学校ワークは早めに1周し、提出のためだけでなく、テスト対策として使うことが大切です。

数学(算数)では途中式と間違い直し、暗記教科では短時間のくり返しを意識すると得点しやすくなります。

赤点を避けるためには、難問にこだわりすぎず、基本問題を確実に取ることを優先しましょう。

とも君の野望では、数学(算数)や情報Ⅰを中心に、分からないところをそのままにしない学習を大切にしています。

定期テスト前に学習計画を立てながら勉強に取り組む学生のイメージ

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